関東ハイキングコース!神奈川県三崎半島の城ヶ島
2023/09/13

寒くなってきたので山ではなく海へ行ってみようということになり、以前ご紹介したTokyo Walkerの「東京近郊の山歩き&ハイキング」を参考に神奈川県の城ヶ島へ愛犬ぽんを連れて行って来ました。
■城ヶ島大橋を渡り城ヶ島公園へ
まずは城ヶ島大橋を渡り城ヶ島へ。
城ヶ島公園を起点に島内を歩こうと考えたので城ヶ島公園の駐車場に。
駐車場があくのは8時ですが、すでに車の列ができていてびっくり!
係の方が早目にあけてくれました。
この日は20℃超えの予報でしたが、すでに気温も上昇をはじめ上着なしで歩くことにしました。
■海の絶景を満喫「城ヶ島公園」
まずは『緑陰広場』をぬけ『安房埼灯台(あわざきとうだい)』を目指して歩きます。
途中、『うみのね広場』や『ピクニック広場』など芝生が広がっているところがあり、朝ごはんを食べている方やわんこの散歩をしている方などさまざま。
皆さん、のんびりと朝の時間を満喫しています。
ピクニック広場の入り口には『第一展望台』があり、そこから海を眺めるとキラキラと光る海の上をたくさんの釣り舟が見えました。
手前に広がる岩焦も見事な景色です。
■貝殻がいっぱいの灯台付近
ピクニック広場の端に灯台のある岩焦へ降りられる階段がありました。
海岸に出て驚いたのは白く見える部分はすべて貝殻だということです!
小さな貝殻がびっしりと敷き詰められています。
日焼けをすることも忘れ、思わずお気に入りの貝殻を探してしまいました。
そこから灯台はすぐそばでしたが、点検中なのかヘルメットをかぶった方が何やら作業をしていました。
そこでそのまま、海岸沿いを歩いてさきほどの展望台から見えた岩焦へ。
でこぼことしていて歩きにくいのですが、とにかく景色が見事です!
■「馬の背胴門」を目指す
階段をのぼり『第二展望台』の横をぬけて、林の中へ入っていきます。
途中に絶景が広がる『ウミウ展望台』があります。
・・・ウミウはよくわかりませんでした((+_+))
そして、『馬の背胴門』へ行ける階段を降りて行くのですが、階段を降りたところで分かれ道が・・・
左に行くとさらに階段が続き、右は草が生い茂る細い道。
どちらに行けばいいのか案内がでていません。
その場にいた方たちに聞いてみると、階段を降りたところにはフツーに岩焦があるだけだったというので、右の草道を行くことに。
すると、『馬の背胴門』が見えてきました!
浸食によって長い年月をかけてつくられた景色はどこか神秘的です。
岩がやわらかく危険なため、穴の近くにいくことが禁止です。
■海岸を歩いて「城が島灯台」へ
来た階段をのぼってハイキングコースへ戻るか、そのまま海岸を歩いていくか。
ハイキングコースへ戻ったほうが歩きやすいとありましたが、私たちは海岸を見ながら歩く方を選びました。
しかし砂浜と岩場なのでホントに歩きにくく、疲れるしちょっぴり後悔・・。
でも景色は最高です!
そんな岩場もようやく終わり、お店などがあるエリアへ到着です。
お店のある細い路地を歩いていると、ちょっと不思議な空間が。
ロココ調の柱や手すりなどがあり、気になって階段をあがってみるとそこが『城ケ崎灯台』でした。
ちょっと荒れていたこともあり寂しい感じ・・
しかしここも点検中なのか近づけず、景色を見て降りてきました。
■三崎と言ったらマグロ!!
時間も13時をまわったところなのでお昼ごはんに。
わんこもいるのでどうしようかと思ったところ、「わんちゃんOKですよ」とお店の方に声をかけていただきました。
そのお店は『魚のかねあ』さんで、外に席があるのでわんこもOKでした。
そして決め手になったのは、「今日は生しらすがあがってます」の一言!
メニューを見て、迷わず「マグロしらす丼」に決定です。
丼ぶりとお味噌汁、お新香のセットで¥1,390。
新鮮な生しらすとマグロの両方が食べられるなんて幸せ~♪
何度「美味しい~」と発したことか・・。
あぁ、大満足!
■残り半分、駐車場へ戻る
ここまでで島内の半分でしょうか。
島のメイン通りと言われるところに着きましたが、シーズンオフのせいかお店がしまっていて残念でした。
そのまま道沿いを歩いて駐車場に向かおうと思ったのですが、歩道がないのでちょっと危険を感じて、1本中へ入り住宅街を歩くことに。
『海南神社』へ着いたところで、地元で暮らすおばあさんと出会いました。
一緒に神社をお参りし、おばあさんの案内で『白秋碑』と『白秋記念館』へ立ち寄ることに。
白秋記念館はわんこも入れました。
地元の方とお話ができ、その土地の暮らしが聞けたことはとてもうれしかったです。
記念館でおばあさんと別れ、駐車場を目指します。
ちょっと味わいのあるお店を見ながら、城ヶ島公園第二駐車場の中を抜け第一駐車場へ到着です。
島の外周をぐるっと歩いたわけですが、貝殻をひろったり景色を眺めたり、美味しいごはんを食べたり、地元の方とお話をしたりと盛りだくさんのハイキングになりました。
そのため、かかった時間はおよそ5時間!
通常なら2時間半かからないコースですが、かなりのんびり過ごしてしまいました。
↓今回参考にした本はこちら
■おわりに
いかがでしたか?
今回は神奈川県の三崎半島南端に位置する城ヶ島を歩いてきました。
途中出会ったおばあさんの話では、冬でも暖かいとのことなので、四季を通して訪れることができる場所だと思います。
県立城ヶ島公園をはじめ、岩焦の海岸からひろがる海の景色は癒されること間違いなしです。
私たちは毎週日曜日に開催される三崎の朝市も楽しんできました。
紹介した本には三崎の町のハイキングコースも載っていますので、一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?
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